真・光のスピードで [2000.02.17]

モデムの音声出力を聞いたことありますか。
「ピーガーヒョ〜ドガガガガガ」
音声信号として送っている事が実感できますね。

--- 妄想開始 ---

西暦200X年。
人類はモデム変調ばりのこぶしをきかせるほどの進化を遂げていた。
ネゴシエーションからデータ転送までが自分の声で可能なのだ。

彼らは驚くべき能力も身につけていた。
腹話術を使った2重トーンで、プッシュボタンのダイヤルを行う能力だ。
彼らは受話器をオフフックさえすれば、ボタンすら押す必要が無い。

当然聞くほうもデータの復調能力を身につけており、
映像や音声はおろか妄想まで音声で忠実に伝達が可能である。

さらに恐るべき事実が判明した。
彼らは
「位相変調2級」
などの資格を3歳の時点で既に取得しているのだ。

そんな訳で、モデム語の専門学校は存在するが、
そこでは主に作法を学ぶ。
また昔存在した英会話等の学校は既に存在しない。
映像で会話ができる彼らにとって、もはやバイリンガルとは、
「文字コードを複数エンコード・デコードできる」
程度のものでしかない。

彼らは究極の万国共通語を幼少の頃から身につけていると言えよう。
 

--- 妄想終わり ---
 
 

・・・前回通信速度の話をし一つの結論を得ました。
「モデムのスピードは音速!」
今回はこの結論が真っ赤なうそであることを検証してみたいと思います。
 
音速と言うくらいだから、空気が媒体となります。
空気を媒体としてリモート接続していたらこんな感じかも。
  • プロバイダに接続するだけで鼓膜が破れ耳鼻から流血する。
  • エリアプラスの場合、家中のガラスと言うガラスが割れ尽くす。
インターネットに接続する人が増えても、
綿棒が大ブレイクしたとかガラス屋が大もうけしたという話は
あまり聞かない。

口 結論 口

だましちゃってすいませんでした。

でもまだまだ続きます。

BSアンテナと並んだ拡声器は見てみたい気がしますが…。
ちなみに今回は妄想の部分が判りやすくしており、
だまされにくいように工夫されております。(当社比)
 

まあモデム通信は単純に言うと、
データ → 電気信号(音声の波形)へ変調 → 電話線 → 復調 → データ
と言うことになります。
音響カプラなどはデータを一度音にして、
電話機で再度電気信号にしたりするので、
めんどうなのですが、とてもわりやすいです。

この電気信号の波形にどれだけのデータ量を乗せれるかが、
通信速度に影響します。
 

ISDNはこれまた単純に言うと、
音声信号をサンプリングして1か0のパルス羅列として送信します。
受け側も1か0の判別ですので、ノイズ等に強いといった特徴があります。
また時系列に多重化できますので、
64+64+16=144
なんて芸当もできます。
デジタルデータはそのままパルス信号にして送れるので効率的です。

話がそれまくってますが、
この他μ-LAW変換やらパケット交換やら周波数多重やら。
調べてみると更に話がそれて面白いかもしれません。

さて。タイトルにフォーカスを戻しましょう。

「量子力学に詳しくないなんてことはなくもナイン。」
と前回述べました。
実はそんな私をさらに悩ませる基礎研究が、
5年前くらい前から行われているようです。
量子(光の粒子性)を利用したデータ通信です。
これは光の粒子一粒に0や1を乗せて情報を送信し、
理論上伝達情報量無限大といったような、
強烈かつ意味不明な通信方式です。

この技術が実現されるとき、まさに私たちは

真の光のスピードを目の当たりにする

とになります。
 

ものすごい速度でうにょうにょと動くネスケのステータスバーや、
一秒間に7回半回転するIEの地球を…。


結局それかい!